立体曲詰「文字・へ」>「図形・対称」

「詰将棋駒の舞(新館)」の第1シリーズの10集については、不完全作をかなり修正しているが、まだ未修正作が残っている。
修正不可能作も含めて、修正案が見つかっていない作もいくつかある。
さらには、作者の錯覚や見損じによる不完全も一部に残っている。
しばらく前から、それらの修正を始めていて、大幅な変更を含めて、修正を行っている。このブログに修正案を載せて、「詰将棋駒の舞(新館)」を修正してゆく予定だ。


1237番は1225番と同型の収束であり、立体曲詰の定番的と言える。
中央のあぶり出し曲詰では、玉の周囲すべてを囲う駒が必要であり、その囲い駒を如何に配置するか、発生させるかが大きな制約となる。
その一部は不動駒として、初形と収束の双方に配置される。
故に「対称」から「対称」がデザインとしては、多くなる。
あとは、1237番の35金と37飛のような、定跡的な作図方法になる。


田中至作「ハウツウ詰将棋第4集:2-14(p.107)」:盤面曲詰「鶴の巣ごもり(3X3密集形):重心25」連作4
作意
25金引・同金・同金・同竜・26金・同竜・16歩・同竜・24馬 まで9手
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田中至作「過雁組曲」:第78番「あぶり出し曲詰・四(漢数字)」
作意
75飛・同香・86と・77玉・76と・同玉・77歩・同玉・86銀・76玉・78竜・同と・77歩・同と・85銀・同桂・86金・66玉・65金・同金・同と・56玉・66金・46玉・36金・同玉・27銀・同桂成・25馬・46玉・35銀・同と・55馬 まで33手
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詰上り図
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第1237番は、「寄木の舞」「文字・へ」>「図形・対称」だ。
第1241番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」だ。
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第1241番「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」
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作意は、 2024/07/15 へ
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2024/05/28 の作意

第1237番:「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」
作意
35金・55玉・57飛・56歩合・同飛・同玉・57金・55玉・56歩・同銀・66金 まで11手
詰上り図
3362_1e.jpg

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