服部彰夫氏と作品について(10)
2025/07/01に「詰将棋駒の舞(新館)」の定期更新を行った。
「2025/06月-1」の作意発表は、「詰図の舞」「あぶり出し・ギリシャ小文字・σ(シグマ)」だ。
「2025/06月-2」の作意発表は、「あぶり出し・アルファベット」だ。
「詰図の舞」「寄木の舞」の追加登録も行った。
「2025/07月-1」は、「詰図の舞」「あぶり出し・ギリシャ小文字・τ(タウ)」だ。
「2025/07月-2」は、「詰図の舞」「あぶり出し・図形」で、パラの恒例の一握り詰だ。
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「ギリシャ小文字・σ(シグマ)」は、特に数学記号・統計用語として、ギリシャ文字の中では馴染みがある字だ。
だが、いきなり読める人は多くはないだろう。
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服部氏には香龍会の後で度々夕食をご馳走になっていた、その数は非常に多い。
香龍会の会場が名古屋市本陣駅近くの中村生涯学習センターになってからは、会合後の食事は、会場近くの店か、あるいは名古屋駅の百貨店上階の食堂街の店が多くなった。
メンバーは会場で解散するか、名古屋駅で解散するかになったからだ。
ある時に会場近くの店が廃業になり、その後は名古屋駅周辺に限られた。
服部氏にご馳走になった合計回数は、とにかく多すぎて憶えきれていない。
食事後午後8時台に解散して帰宅する事が多かった、私は1時間半に1本程度のJR関西線で1時間以上かけて帰った。
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服部彰夫作「砂丘:第81番」

作意:12金・同玉・11飛・同玉(あ)・33角成・12玉・13歩・同玉・25桂・12玉・11馬・同玉・44馬・33角合・同馬・12玉・11馬・同玉・44角・33角合・同角不成・12玉・13歩・23玉・12角 まで25手
(あ)23玉は、24歩・同玉・46馬、36歩(い)、25歩・34玉・14飛成・24歩合・45金・同桂・24角成・44玉・23馬まで
(い)35銀合は、同馬・15玉・26金・同香・14飛成・同玉・25銀・23玉・34馬・13玉・14歩・22玉・33馬・12玉・24桂まで23手駒余り
平成14年01月詰パラ。
本作も「砂丘」に私が解説を書いている。
「後半の手順に既視感がある」「23歩・21香・31との配置が珍しいので初形できずきにくい」「角と馬の入れ替えで、23歩が攻め方で微妙に感触に差がある」と書いている。
そこから変化(あ)とその変化手順の(い)について二倍以上の解説が続く。
最後に「作意と変化を合わせて、駒配置の効率が良い」で終わる。
この解説はバランスが悪い。
既視感と書いているが、多いのは22玉で33馬とか33角とか33角捨合とかする繰り返し手順だ、本作の様に11玉で33角中合の形は他には無い(か、あっても少数派だ)。
この手順の違いと、繰り返し手順の成立するメカニズムと配置について詳しく解説するべきであった。
確かに変化(あ)は作家的には面白い、さらには検討者としてはこの部分にかけた検討時間が長い、それ故にそれを解説文にまで引きずってしまった。
33馬>44馬>44角>33角と攻め方が変化してゆく手順が、玉方33角合の繰り返しで成立する、そこには桂合が24桂で簡単に詰む変化もある。
類例の多い「22玉+33角」タイプと、本作の「11玉+33角」の工夫との違いの解説が砂丘では不足していたと反省している。
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岡田敏作「群流」:第40番「あぶり出し曲詰・ウ(片仮名)」

作意:56銀(A)・同玉・45銀・67玉・56銀・同玉・45馬(B)・同玉・53桂不成・75と・46歩・54玉・57飛・同と・44金 まで15手
(A)57飛・同と・49馬・58と・56銀・同玉・38馬以下余詰。
(B)53桂成・74と・45馬以下余詰。
詰上り図

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第1299番は、「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(59玉・重心57)」だ。
第1303番は、「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(54玉・重心54)」だ。
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第1303番:「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(54玉・重心54)」

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2025/06/04 の作意
第1299番:「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(59玉・重心57)」
作意:55角成・同歩・57銀・67玉・66金・58玉・48金・同金・同飛・59玉・58金・69玉・68金・59玉・69金・同玉・78馬・59玉・68馬 まで19手
詰上り図

「2025/06月-1」の作意発表は、「詰図の舞」「あぶり出し・ギリシャ小文字・σ(シグマ)」だ。
「2025/06月-2」の作意発表は、「あぶり出し・アルファベット」だ。
「詰図の舞」「寄木の舞」の追加登録も行った。
「2025/07月-1」は、「詰図の舞」「あぶり出し・ギリシャ小文字・τ(タウ)」だ。
「2025/07月-2」は、「詰図の舞」「あぶり出し・図形」で、パラの恒例の一握り詰だ。
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「ギリシャ小文字・σ(シグマ)」は、特に数学記号・統計用語として、ギリシャ文字の中では馴染みがある字だ。
だが、いきなり読める人は多くはないだろう。
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服部氏には香龍会の後で度々夕食をご馳走になっていた、その数は非常に多い。
香龍会の会場が名古屋市本陣駅近くの中村生涯学習センターになってからは、会合後の食事は、会場近くの店か、あるいは名古屋駅の百貨店上階の食堂街の店が多くなった。
メンバーは会場で解散するか、名古屋駅で解散するかになったからだ。
ある時に会場近くの店が廃業になり、その後は名古屋駅周辺に限られた。
服部氏にご馳走になった合計回数は、とにかく多すぎて憶えきれていない。
食事後午後8時台に解散して帰宅する事が多かった、私は1時間半に1本程度のJR関西線で1時間以上かけて帰った。
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服部彰夫作「砂丘:第81番」

作意:12金・同玉・11飛・同玉(あ)・33角成・12玉・13歩・同玉・25桂・12玉・11馬・同玉・44馬・33角合・同馬・12玉・11馬・同玉・44角・33角合・同角不成・12玉・13歩・23玉・12角 まで25手
(あ)23玉は、24歩・同玉・46馬、36歩(い)、25歩・34玉・14飛成・24歩合・45金・同桂・24角成・44玉・23馬まで
(い)35銀合は、同馬・15玉・26金・同香・14飛成・同玉・25銀・23玉・34馬・13玉・14歩・22玉・33馬・12玉・24桂まで23手駒余り
平成14年01月詰パラ。
本作も「砂丘」に私が解説を書いている。
「後半の手順に既視感がある」「23歩・21香・31との配置が珍しいので初形できずきにくい」「角と馬の入れ替えで、23歩が攻め方で微妙に感触に差がある」と書いている。
そこから変化(あ)とその変化手順の(い)について二倍以上の解説が続く。
最後に「作意と変化を合わせて、駒配置の効率が良い」で終わる。
この解説はバランスが悪い。
既視感と書いているが、多いのは22玉で33馬とか33角とか33角捨合とかする繰り返し手順だ、本作の様に11玉で33角中合の形は他には無い(か、あっても少数派だ)。
この手順の違いと、繰り返し手順の成立するメカニズムと配置について詳しく解説するべきであった。
確かに変化(あ)は作家的には面白い、さらには検討者としてはこの部分にかけた検討時間が長い、それ故にそれを解説文にまで引きずってしまった。
33馬>44馬>44角>33角と攻め方が変化してゆく手順が、玉方33角合の繰り返しで成立する、そこには桂合が24桂で簡単に詰む変化もある。
類例の多い「22玉+33角」タイプと、本作の「11玉+33角」の工夫との違いの解説が砂丘では不足していたと反省している。
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岡田敏作「群流」:第40番「あぶり出し曲詰・ウ(片仮名)」

作意:56銀(A)・同玉・45銀・67玉・56銀・同玉・45馬(B)・同玉・53桂不成・75と・46歩・54玉・57飛・同と・44金 まで15手
(A)57飛・同と・49馬・58と・56銀・同玉・38馬以下余詰。
(B)53桂成・74と・45馬以下余詰。
詰上り図

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第1299番は、「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(59玉・重心57)」だ。
第1303番は、「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(54玉・重心54)」だ。
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第1303番:「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(54玉・重心54)」

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2025/06/04 の作意
第1299番:「詰図の舞」「図形・小ダイヤ(59玉・重心57)」
作意:55角成・同歩・57銀・67玉・66金・58玉・48金・同金・同飛・59玉・58金・69玉・68金・59玉・69金・同玉・78馬・59玉・68馬 まで19手
詰上り図

この記事へのコメント
ほどほでの混み具合で、待たないでも空いている店を探すのが面倒でした。
新しい百貨店ができて行ってみたが、混んでいて待つのが困るので、元の店に戻りました。