服部彰夫氏と作品について(15)

詰将棋全国大会(全詰連全国大会)が、毎年開催されるようになった。
名古屋大会の次に東海地区の開催になったのは、1993年の四日市大会だ。
その時の中心は香龍会の関半治さんで、その指将棋界やプロ棋界への人脈を生かして(と個人的には思っています)、四日市市民会館の東海将棋まつり(正式名称は不確かだ)の会場で行った。
三重県在住の私には、一番近い全国大会の会場となった。
ただし、服部彰夫さんが参加されたのかどうかの記憶はあやふやだ。

その次は1997年の名古屋大会で会場はメルパルクに戻り、香龍会の関さんと清水一男さんらが中心になって行われた。
名古屋大会は、香龍会のメンバーの住所がばらばらで、集まっての打ち合わせが少ない状態で開催するので、担当を決めてからはそれぞれの担当が個別に進めて、当日に集まる方法になりがちだった。
この大会では、服部さんと全詰連会長・岡田敏さんとで、NHK名古屋の取材と、岡田さんのラジオ出演が進められていた。
大会の中で、岡田さんが出演したラジオの収録の録音が流された。
私は当日の会場で初めて知って驚いた、服部さんからはなんとなくしてやったり感があった。
当日会場では複数の懸賞問題が出題された。
東海地区の棋士の中田章道氏の作品が出題されて、大会の終わりころに解説されて応募者全員から当選者がくじ引きで発表された。
だが、くじで当選した人が3人続いてことごとく誤解というハプニングが起きた。
応募者全員からの抽選だから関係ないのだが、大会終了後に詳しく解答を調べてしまった、そこそこの数の誤解があったが、偶然に抽選で誤解ばかりが当選したようだった。

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服部彰夫作「砂丘:第50番」
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作意:87銀・同桂成・同歩・97玉・99竜・87玉・96角・77玉・97竜・66玉・58桂・65玉・74角・同銀・66歩・同と・54角・同玉・57竜・同と・55歩・同玉・66金・54玉・46桂 まで25手

平成12年04月詰パラ。
「砂丘」に掲載されている「イロハ48文字」以外の曲詰2作のなかの1作だ。
あぶり出し「図形・ハート」の曲詰だ。
図形の外から玉を、図形の中に追い込む手順だが、手順自体は服部作品特有の強手がちらほら有り、やはりの感がある。
詰上り図
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岡田敏作「群流」:第50番「あぶり出し曲詰・K(アルファベット)」
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作意:46金・同と・44銀・同銀・67桂・同角成・65竜・同玉・74馬・55玉・54金・同玉・75馬・55玉・54飛・同玉・65銀・55玉・64馬 まで19手
詰上り図
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第1309番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「仮名・ホ」だ。
第1313番は、「寄木の舞」「仮名:ハ」>「アルファベット・f」だ。
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第1313番「寄木の舞」「仮名:ハ」>「アルファベット・f」
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作意は、 2025/09/24 へ
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2025/08/07 の作意

第1309番:「寄木の舞」「図形・対称」>「仮名・ホ」
作意:45金・同と・44銀・同と・65金・(あ)同と・64銀・同と・56金打 まで9手
(あ)同玉は、56銀・76玉・86金まで変化同手数。形崩れ。
詰上り図
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