服部彰夫氏と作品について(17)
私はその後に三重県から西宮に引っ越した(実家に戻った)。
名古屋地区の香龍会には時々の参加になり、同時に一時期は大阪の創棋会にも参加する様になった。
詰将棋全国大会(全詰連全国大会)には名古屋と大阪に(そこ以外にも)参加したので、記憶が混乱している。
ただし、その後に詰パラへの発表と会合への参加を止めて、ネット上での作品発表のみに移った。
服部さんとも手紙のみの交流となった。
創棋会は所謂老舗の集まりであり歴史も規模も大きい、会合は近くの人が中心だが、名簿上の参加者は全国的で、名古屋地区の人の参加者も多い。
服部彰夫さんもその一人で、2000年の創棋会作品集「蒲公英」には5作で参加している。
私は作品での参加は無いが、2002年の創棋会30周年記念作品集「残照」に、解説者として参加している。
「残照」は参加者81人で各1局の作品集だが、何故か服部さんは不参加だ。
それに気ずいたのは当然ながら、作品集の発行後だ。
服部彰夫作品集「砂丘」は2005年発行であり、私はそこにも解説を書いている事もあり、服部さんとの手紙での交流が多かった。
推測すれば2002-2005年は、服部さんは「砂丘」の発行準備に忙しかったのだろうとも推測される。
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服部彰夫作「砂丘:第72番」

作意:55金・同馬・46銀左・同馬・57桂・同馬・75飛・同馬・57桂・同馬・46銀・同馬・57桂・同馬・37桂・46玉・55角 まで17手
昭和47年09月詰パラ。
「蒲公英」第83番は15手詰で、「砂丘」第72番は2手逆算して17手詰に改良されている。玉方馬の翻弄手順に2手増えている、持駒が桂4枚の条件作でもある。
変化は少しはあるが、作意を予想出来る手順で、楽しむ作品だ。
「蒲公英」は作者自身の解説で、第83番は66金が無くて、64馬の配置で2手短い。
「砂丘」第72番は、2000年以降に改良された様だ、「砂丘」には他にも発表時等から改良・変更された作品が複数ある。
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岡田敏作「群流」:第54番「あぶり出し曲詰・S(アルファベット)」

作意:82銀・84玉・73銀不成・同玉・71飛成・64玉・75竜・同玉・74金・同飛・85金・64玉・74金・55玉・54と・同玉・44飛・55玉・67桂・同香成・46金・同馬・54飛・同玉・87馬・55玉・65馬 まで27手
詰上り図

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第1313番は、「寄木の舞」「仮名:ハ」>「アルファベット・f」だ。
第1317番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」だ、左右対称の非限定と詰上り変化同手数の型崩れがある。
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第1317番:「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」

作意は、 2025/10/18 へ
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2025/08/31 の作意
第1313番:「寄木の舞」「仮名:ハ」>「アルファベット・f」
作意:53銀不成・54玉・55歩・同と・64銀成・同玉・53馬 まで7手
詰上り図

名古屋地区の香龍会には時々の参加になり、同時に一時期は大阪の創棋会にも参加する様になった。
詰将棋全国大会(全詰連全国大会)には名古屋と大阪に(そこ以外にも)参加したので、記憶が混乱している。
ただし、その後に詰パラへの発表と会合への参加を止めて、ネット上での作品発表のみに移った。
服部さんとも手紙のみの交流となった。
創棋会は所謂老舗の集まりであり歴史も規模も大きい、会合は近くの人が中心だが、名簿上の参加者は全国的で、名古屋地区の人の参加者も多い。
服部彰夫さんもその一人で、2000年の創棋会作品集「蒲公英」には5作で参加している。
私は作品での参加は無いが、2002年の創棋会30周年記念作品集「残照」に、解説者として参加している。
「残照」は参加者81人で各1局の作品集だが、何故か服部さんは不参加だ。
それに気ずいたのは当然ながら、作品集の発行後だ。
服部彰夫作品集「砂丘」は2005年発行であり、私はそこにも解説を書いている事もあり、服部さんとの手紙での交流が多かった。
推測すれば2002-2005年は、服部さんは「砂丘」の発行準備に忙しかったのだろうとも推測される。
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服部彰夫作「砂丘:第72番」
作意:55金・同馬・46銀左・同馬・57桂・同馬・75飛・同馬・57桂・同馬・46銀・同馬・57桂・同馬・37桂・46玉・55角 まで17手
昭和47年09月詰パラ。
「蒲公英」第83番は15手詰で、「砂丘」第72番は2手逆算して17手詰に改良されている。玉方馬の翻弄手順に2手増えている、持駒が桂4枚の条件作でもある。
変化は少しはあるが、作意を予想出来る手順で、楽しむ作品だ。
「蒲公英」は作者自身の解説で、第83番は66金が無くて、64馬の配置で2手短い。
「砂丘」第72番は、2000年以降に改良された様だ、「砂丘」には他にも発表時等から改良・変更された作品が複数ある。
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岡田敏作「群流」:第54番「あぶり出し曲詰・S(アルファベット)」
作意:82銀・84玉・73銀不成・同玉・71飛成・64玉・75竜・同玉・74金・同飛・85金・64玉・74金・55玉・54と・同玉・44飛・55玉・67桂・同香成・46金・同馬・54飛・同玉・87馬・55玉・65馬 まで27手
詰上り図
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第1313番は、「寄木の舞」「仮名:ハ」>「アルファベット・f」だ。
第1317番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」だ、左右対称の非限定と詰上り変化同手数の型崩れがある。
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第1317番:「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」
作意は、 2025/10/18 へ
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2025/08/31 の作意
第1313番:「寄木の舞」「仮名:ハ」>「アルファベット・f」
作意:53銀不成・54玉・55歩・同と・64銀成・同玉・53馬 まで7手
詰上り図
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