「原島利郎の詰将棋392」について(2)

「原島利郎の詰将棋392」では、右上の小さな駒配置の作品が中心だ。
そこには、伊藤果氏の著書と作品でもお馴染みの「4x4図式」やそれに近い作品群が多数存在する。
そして、前回(1)で紹介した、「端に配置された(田舎の曲詰)」曲詰がある。
同様に、初形(象形)曲詰もある。
やはり作図過程は不明だが、作図途中から狙ったと考えるのが自然だろうか。
そして、その延長として、初形(象形)プラス、あぶり出し曲詰の、立体曲詰もある。
第287番は、象形「鶴の巣ごもり」から始まり、詰上りが対称形になる、立体曲詰になっている。
手順からは、手筋作を作図中に、詰上りが対称密集形になり、初形も象形になるように調整したように見える。
あるいは、逆の作図過程の可能性もある。
「原島利郎の詰将棋392」には、詰上り図がなく解説でも触れていない立体曲詰があるかも知れない。

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原島利郎作「原島利郎の詰将棋392:第287番」:象形「鶴の巣ごもり」>立体曲詰
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作意:21歩成・同金・22飛上成・同金・同玉・31金・11玉・23桂・同金・12飛成・同玉・21角・11玉・12香・22玉・32金 まで17手
詰上り図
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岡田敏作「群流」:第68番「漢字・七」
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作意:46金・54玉・55歩・同金・同金・同玉・56金・54玉・46桂・同桂・36角・同と・45角成・同銀・24飛・34歩合・同飛・同銀・55歩・同桂・44竜 まで21手
詰上り図
gunryu_068e.jpg
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第1327番は、「詰図の舞」「図形・小十字(55玉)」だ。
第1331番は、「詰図の舞」「図形・小十字(54玉)」だ。
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第1331番「詰図の舞」「図形・小十字(54玉)」
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作意は、 2026/01/10 へ
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2025/11/23 の作意

第1327番:「詰図の舞」「図形・小十字(55玉)」
作意:53馬・55玉・54角成・同と・56歩・同と・45金・同玉・35金・55玉・45金打・同と・54金 まで13手
「図形・小十字」シリーズを作図する、ただし玉が5筋の5作の予定だ。
1327番は、途中からは持駒金4枚になりそうになり、ひらすらそれを狙った。
詰上り図
3433_1e.jpg

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