谷口均作「孤愁の譜」について(1)

谷口均氏の2冊目の作品集「孤愁 はるけきかなた」が出版された。
ここでは1冊目の作品集「孤愁の譜」から作品を紹介する。
発行は、昭和60年(1985年)10月で短編作を中心に100作を収録していて、雑誌への発表年は1963年から1985年だ。
既に23年間の期間の発表歴なのだが、第2集はその後で1985年から2018年の34年間の作品となっている。
「孤愁の譜」は野口益雄氏の発行で、変形で言わゆる新書サイズに近い版形だ。
近代将棋、詰パラ、将棋世界の3誌に発表した作品を詰手数順に配置した作品集であり、詰将棋作品集の定番と言える構成の作品集だ。
「孤愁の譜」は雑誌掲載作品の中から選んだ作品集であり(近代将棋だけで入選100回に達していた)、さらには色々な受賞作が並び、いわゆる代表作の作品集になっている。
その頃の傾向としては、簡素形の下段玉の比率が高い。
曲詰としては、あぶり出し曲詰:3局、立体曲詰:1局が掲載されている。
条件作としては、小駒図式や飛角図式が掲載されている。
全般には、色々な傾向の手順を狙いとして実現させた短編を集めた作品集だと言える。

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谷口均作「孤愁の譜:第93番」あぶり出し曲詰「コ」
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作意:52飛成・53金合・同竜・同玉・45桂・同と・63香成・同香・65桂・同香・63金・54玉・66桂・同香・76角・同銀・64金 まで17手
詰上り図
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岡田敏作「群流」:第74番「漢字・王」
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作意:85金・同金・84銀成・64玉・74成銀・同と・53角成・55玉・85飛成・65桂合・同竜・同と・47桂・同桂成・45飛・同歩・56歩・同と・65金 まで19手
詰上り図
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第1333番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「サ」だ。
第1337番は、「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」だ。
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第1337番「寄木の舞」「図形・対称」>「図形・対称」
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作意は、 2026/02/15 へ
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2025/12/29 の作意

第1333番:「寄木の舞」「図形・対称」>「サ」
作意:54竜・同玉・56香・同と・32角・55玉・47桂・同と・56香・同玉・23角成・55玉・45馬 まで13手

詰上り図
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